プロフィール


柳原由香(ソプラノ)

YUKA YANAGIHARA, Sopran

岡山県出身。沖縄県立芸術大学音楽学部音楽学科声楽専攻卒業。第7回おきでんシュガーホール新人演奏会グランプリ受賞。第16回ABC新人コンサートに出演。明治安田クオリティオブライフ文化財団海外音楽研修生として、ハンス・アイスラー音楽大学ベルリンに留学。トーマス・クヴァストホフ、ユリア・ヴァラディ、マスタークラスでグンドラ・ヤノヴィッツ、リート解釈をヘルムート・ドイチュ、ヴォルフラム・リーガーの各氏に師事。ドイツ・ベルリンを拠点とし、演出家ダヴィッド・マルトン、スヴェン・ホルムと共に、現代音楽オペラ、Musiktheaterでヨーロッパの劇場で活躍。ミヒャエル・ヴェアトミュッラー、アレクサンドラ・グリカ、久保摩耶子など、国内外の現代作曲家の初演を歌う。ベートーベン「第九」、オルフ「カルミナ・ブラーナ」、ヴィヴィエ「ブカラ」のソリストを務めるほか、2010年には、ベルリン・HAU劇場で、オッフェンバッハの歌劇『ホフマン物語』のアントニア、ジュリエッタ、オリンピア、ステッラの4役を歌い、2015年NISSAY OPERAモーツァルトの歌劇『ドン・ジョヴァンニ』(菅尾友・演出、広上淳一・指揮、読売日本交響楽団、日生劇場)では、ドンナ・エルヴィーラ役を歌い好評を得る。2016年夏には、エストニア・タリンのビルギッタ音楽フェスティバルにて、モーツァルトのレクイエム(ジョエル・ローウェルス・演出、ミハエル・ゲルツ指揮、タリン室内楽オーケストラ)のソプラノソロを歌い好評を得る。現在、ミュンヒナー・カンマーシュピーレにて、若手ハンガリー演出家ダヴィッド・マルトンによるベッリーニの歌劇『夢遊病の女』アミーナ役で出演。2017年京都フィルハーモニー室内合奏団45周年記念公演に於ける日本人委嘱新作初演 での好演は記憶に新しい。同公演で、セントラル愛知交響楽団の定期演奏会でも歌い好評を得ている。2018年には京都フィルハーモニー室内合奏団の定期演奏会でブリテンのランボーの詩による『イリュミナシオン』を歌い好評を得る。同年リヨン歌劇場『ドン・ジョヴァンニ』ツェルリーナ役での成功は記憶に新しい。2018年9月には、エストニア・タルトゥでヴェネムイネ・フィルハーモニー交響楽団のオープニングコンサートでベートーヴェンの『ミサ・ソレムニス』のソプラノソロをエストニア国営放送の生放送で歌い好評を得る。